「土の声を聴く at 瀬戸」開催のお知らせ

「土の声を聴く at 瀬戸」開催のお知らせ

昨年、「無印良品 名古屋名鉄百貨店」のイベントスペース「Open MUJI」で開催された「土の声を聴く from 瀬戸」。

6/6(金)〜6/29(日)に「ますきち -宿泊・喫茶・土産・案内-」を会場に、「土の声を聴く at 瀬戸」として、ダイジェスト版で開催させていただきます。

 

改めて「土の声を聴く」とは?

毎日の暮らしに当たり前のようにそばにある、陶器や磁器のうつわ。その原料は「土」です。良い食材がなければ、おいしい料理が生まれないように、良い土がなければ、よいやきものは生まれません。

愛知県瀬戸市は、千年以上もやきものをつくり続けてきました。それは、やきもののために存在するような、世界でも類を見ない最良質な土が採れたから。とりわけ「蛙目粘土」と呼ばれる土が存在するおかげで、時代の変化に合わせて、うつわに限らない多種多様なものづくりができました。

この蛙目粘土は、地球の営みのなかで何百万年という月日をかけて、花崗岩が粘土へと分解され、様々な条件が奇跡的に出来上がった、とても貴重な天然資源です。ところが、枯渇してしまうかもしれない。産地で暮らし、ものづくりに携わるみなさんと話すなかで、そんな話を耳にしました。

土は、石油やガスと同じように天然資源のため、掘り尽くせばなくなります。それをきっかけに、土のことをもっと知ろうと、日々、土に向き合うみなさんの元へ。山から採れる原土が、どのように粘土になり、やきものになっていくのか。彼らの声を通し、「土の声」を聴く。

お店で見かける「うつわ」がどのようにつくられ、並んでいるのか。日々の暮らしやものづくりについて、すこし想いを寄せていただき、考えるきっかけになっていただければ幸いです。

 


「土の声を聴く at 瀬戸」
6/6(金)〜6/29(日)
会場:ますきち
〒489-0042 愛知県瀬戸市仲切町22
時間:月〜木曜17時〜21時、金・土・日曜・祝日13時〜21時
定休日:なし ※6/13(金)は宿の貸切につき休業です。
入場料:無料

[企画・編集]
 studio point
ますきち

[ご協力]
愛知県陶磁器工業協同組合
加仙鉱山
陣屋丸仙窯業原料
丸石窯業原料
作助窯
瀬戸本業窯
美山陶房
眞窯
双寿園
瀬戸陶芸社

 

 

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