土の展示「土の声を聴く from 瀬戸」のお知らせ。9/28(土)から「無印良品 名古屋名鉄百貨店」にて開催!

土の展示「土の声を聴く from 瀬戸」のお知らせ。9/28(土)から「無印良品 名古屋名鉄百貨店」にて開催!

9/28(土)から10/20(日)に、名鉄名古屋駅から徒歩すぐにある「無印良品 名古屋名鉄百貨店」が地域に開くイベントスペース「Open MUJI」にて、「土の声を聴く from 瀬戸」を開催させていただくことになりました。

わたしたち、愛知県瀬戸市の土産店「ヒトツチ」の南 慎太郎と南 未来、そして、デザイン事務所「studio point」の澤田剛秀さんにフルコミット頂き、ただいま絶賛準備中です!

「ヒトツチ」は、瀬戸が「火の街、土の街」といわれ、やきもの産地という土壌に、人々の暮らしがある。この歴史的背景の延長線上に瀬戸の魅力があり、産地を旅する楽しさをつくることを活動の根幹にしています。今回、火と土の片割れである「土」に焦点を絞り、ぐぐぐっと土のことに迫って、瀬戸焼のツクリテのみなさんや粘土メーカーさんなどに多大なるご協力を頂きながら、進めております。


「土の声を聴く from 瀬戸」とは?

毎日の暮らしに当たり前のようにそばにある、陶器や磁器のうつわ。その原料は「土」です。良い食材がなければ、おいしい料理が生まれないように、良い土がなければ、よいやきものは生まれません。

愛知県瀬戸市は、千年以上もやきものをつくり続けてきました。それは、やきもののために存在するような、世界でも類を見ない最良質な土が採れたから。とりわけ「蛙目粘土」と呼ばれる土が存在するおかげで、時代の変化に合わせて、うつわに限らない多種多様なものづくりができました。

この蛙目粘土は、地球の営みのなかで何百万年という月日をかけて、花崗岩が粘土へと分解され、様々な条件が奇跡的に出来上がった、とても貴重な天然資源です。ところが、枯渇してしまうかもしれない。産地で暮らし、ものづくりに携わるみなさんと話すなかで、そんな話を耳にしました。

土は、石油やガスと同じように天然資源のため、掘り尽くせばなくなります。それをきっかけに、土のことをもっと知ろうと、日々、土に向き合うみなさんの元へ。山から採れる原土が、どのように粘土になり、やきものになっていくのか。彼らの声を通し、「土の声」を聴く。

お店で見かける「うつわ」がどのようにつくられ、並んでいるのか。日々の暮らしやものづくりについて、すこし想いを寄せていただき、考えるきっかけになっていただければ幸いです。


「土からやきものへ」がわかる、土の展示

瀬戸のツクリテのみなさんには、作助窯瀬戸本業窯美山陶房眞窯双寿園玩具工房(瀬戸陶芸社)にご協力頂き、原料、粘土の状態、生生地、素焼きの状態などをできる限りご用意頂き、展示。真空パックにして、触れられる土の準備もしています。

土からやきものになるまでの過程を見ていただくことができます。原料に焦点をあてた粘土レシピも作成しており、陶芸のことをよく知らない方も、陶芸をされている方も、どちらもとても楽しんでいただけると思います!

 

また、愛知県陶磁器工業協同組合、加仙鉱山、陣屋丸仙窯業原料丸石窯業原料のみなさまにご協力いただき、蛙目粘土の原土をはじめ、同じ鉱山から採れるガラスの珪砂、さらに、ブレンドした粘土などを一同に展示いたします。

本当に、多くのみなさんのご協力あっての展示です。
この夏、どっぷりと何度も取材を重ね、ありのままを発表しようとつとめた展示です。これだけ「土」が集まる展示も貴重だと思います。
ぜひ多くの方にご来場いただきたいですので、よろしくお願いいたします!

 

「 土の声を聴く from 瀬戸」
日程:9/28(土)〜10/20(日)
時間:10時〜20時
会場:無印良品 名古屋名鉄百貨店 Open MUJI
住所:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅1-2-4 名鉄百貨店メンズ館6階 名鉄百貨店本店

[ヒトツチPOP UP STOREを開催](在廊日)
9/28(土)、9/29(日)、10/6(日)、10/13(日)、10/19(土)、10/20(日)
時間:11時〜16時

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