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御深井釉珈琲茶碗 | 殿様のごほうび 

御深井釉珈琲茶碗 | 殿様のごほうび 

通常価格 ¥3,630
通常価格 セール価格 ¥3,630
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税込 配送料はチェックアウト時に計算されます。
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名古屋城公式土産「NAGOYA CASTLE」シリーズに登場した、御深井焼「殿様のごほうび」。こちらは名古屋城からお声かけいただき、コラボレーションさせていただいたオリジナル商品です。

「殿様のごほうび」とは?

名古屋城初代城主・徳川義直は、豊かな国には産業が必要とやきものに力を入れ、城内にやきものの産地である瀬戸から陶工を招き、殿様の趣向に合わせた作品や贈答品として、“御深井焼”が作られていました。

名城公園周辺は、かつて「下御深井庭(したおふけにわ)」と呼ばれ、殿様専用のお庭でした。この一角にやきものの産地である瀬戸から陶工が招かれ、殿様の趣向に合わせた作品や贈答品が作られていたのです。そのような歴史背景から、このシリーズは誕生しました。

「殿様のごほうび」シリーズ。
左から御深井釉珈琲茶碗、御深井釉湯呑、御深井釉小皿、御深井釉徳利、御深井釉 猪口、御深井釉耳飾。
御深井釉珈琲茶碗。

容量は300ml以上も入り、コーヒーをたっぷり飲みたいにぴったりです。
日本人向けのサイズよりもかなり大きいため、海外の方にも喜ばれるサイズ感でもあります。

持ち手は、指2本が無理なくかかる、ゆとりある形です。上部がつるりとしたガラス質の御深井釉。その下はざらざらとした触り心地の日本最古の顔料とも言われる弁柄がかかっています。

裏には、NAGOYA CASTLEの金鯱マーク。


御深井焼を代表する釉薬が、御深井釉。

御深井焼は、多種多様なやきものがあるのですが、そのなかでも、鉱物の長石(ちょうせき)と木の灰を混ぜた釉薬を使った作品は「御深井釉」と呼ばれ、御深井焼を代表する作品となっています。透明感のある青緑色で、青磁のような澄んだ色合いが特徴です。

「殿様のごほうび」シリーズは、わたしたちだけではなく、デザイン・ディレクションには、数々のやきもののプロダクトを手がけるデザイン事務所「studio point」にご相談。

さらに瀬戸・赤津地区で約370年続く老舗窯元「喜多窯 霞仙」に、製造をお願いすることで、実現しました。

釉薬のかかりぐあいなど、商品によって個体差がありますが、ご了承いただけると幸いです。かつてのお殿様が愛でた、御深井釉のやきものを“ごほうび”にどうぞ。

[商品について]

御深井釉珈琲茶碗 | 殿様のごほうび
素材:陶器
サイズ:直径8.5cm×高さ9cm
容量:300ml程度
質感:ガラス質の釉薬が感じられ、艶やか。
電子レンジ:使用可能  食洗機:使用可能 
オーブン:不可
製造元:喜多窯 霞仙

※サイズや容量は、ろくろで1点ずつつくっているため、多少変化します。おおよその目安として、参考にしていただけると幸いです。

[使いはじめのご注意]

お使いになる前に、お米のとぎ汁で3分間ほど煮沸してください。使いはじめの頃は水分がよく染み込みますので、飲み物を長時間入れておくこと、すぐに食器棚に入れる等で水分が残ってカビの原因になることもありますので、極力お避けください。

[返品・交換についての注意事項]

こちらの商品は、お客様都合での返品、交換につきましては往復配送料のご負担でお願いしております。未使用品であっても、恐れ入りますが、大きさ、デザインもしくは色のイメージ違いによる返品・交換はお客様都合になります。ご利用のブラウザ、モニターの性能、設定により商品の色、素材感等につきましては、 現物と若干の違いが出る場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

 

[ツクリテ紹介]

尾張徳川家の御用窯ゆかり。瀬戸・赤津の老舗窯元「喜多窯 霞仙」

「喜多窯 霞仙」十二代当主・加藤裕重(かとうひろしげ)さん。

「喜多窯 霞仙」は、瀬戸・赤津地区で約370年続く老舗窯元です。
工房を構える赤津地区は、やきものの産地・瀬戸市のなかでも特別な存在です。伝統的工芸品の陶器「赤津焼」が作られているエリアで、日本のやきものの歴史のなかでも、最初に釉薬(うわぐすり)のかかった本格的な技法を始めたと言われています。

赤津には、かつて尾張徳川の御用窯として、実際に名古屋城でやきものを焼いていた「唐三郎窯」があり、「喜多窯 霞仙」はその分家にあたります。

そんな伝統を背負いながらも、多くの方に手の届きやすい価格帯のやきものも販売されています。

また、十二代当主・加藤裕重さんは英語も堪能で、海外からのお弟子さんも受け入れ、日本の伝統的な陶芸の技術を余すところなく、伝えています。

御深井焼についても、とても親切に教えてくださいました。令和という時代に合う、親しみを感じる令和の御用窯としてお任せしています。

素焼きの猪口。
木の灰を使った、御深井釉薬をかける様子。

窯場。

「喜多窯 霞仙」が培い、受け継いできた技術。それらが詰まったやきものをぜひお使いください。