ご挨拶

ご挨拶

2024年5月30日、愛知県瀬戸市のものづくりを伝えるメディアEC「ヒトツチ」がスタートします! どうぞ、よろしくお願いいたします。

瀬戸市は「火の街、土の街」と呼ばれ、千年以上やきものを作り続けています。陶磁器を総称する“せともの”という言葉は、瀬戸市に由来します。わたしたちはこの町で、宿泊施設と土産店を営んでいます。 観光地としては、ほとんど知名度のない街ですが、産地としてのものづくりの歴史が長く、知れば知るほど魅力を感じるまちです。


もうすこし知っていただけたら嬉しいな、とこの町への入り口となる宿泊施設「ますきち」をつくり、町を歩いていただくための案内本を出版し、瀬戸のものづくりが伝わるようなお土産店「ヒトツチ」を開きました。 

瀬戸では、町の中心部にある陶土採掘場で、真っ白で成形しやすい良質な陶土が採れます。露天掘りで掘られた陶土は、まるでアメリカのグランドキャニオンのようで、地元では、“瀬戸キャニオン”と呼ばれています。ただ、一般の人は立ち入ることができないため、全国的にはその存在はあまり知られていません。

時代に合わせ、瀬戸では陶器も磁器も、器から人形、工業製品までなんでもつくってきました。陶磁器=“せともの”と呼ばれるほど大量に。せとものには、統一感はありません。けれども、なんでも作れることが最大の特徴です。 

このクリエイティブな土壌に引き寄せられ、近年、アーティストや作家、個人の飲食店なども多く集まっています。そんな今の瀬戸がつたわるものづくり=新たな“せともの”として、「ヒトツチ」でご紹介していきます。

このサイトで販売しているもの以外にも、情報発信していく予定です。ご興味を持っていただき、“せともの”そして、それをつくる人たち、町まで思いを馳せていただけたら幸いです。 

 

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